新刊“しあわせ”の辿り方「Message1と2」を出版しました 

それぞれの現実を尊重する

“それぞれの現実を尊重する”この言葉は、今の人類には理解し難いものかもしれません。

たとえば、あなたが飢えている子を目の前にして“痛み”を感じたとしましょう。

それはあなた自身の“痛み”です。

その子を見た時に感じた“痛み”は、その子のものではなく“あなた”のものであると気づいてください。

そしてその子が選択した現実について、その責任をあなたが背負う必要は何もないのです。

あなたにとって必要なのは、ただその子を認識し、見守ってあげることなのです。

他人の“痛み”に執着しないことです。

それと同時に、あなたの“やさしさ”からできることがあれば、「自己優先」した上で、手を差し伸べることです。

二つのことを許容する

いっぽうではあなたは、その“痛み”を自分の創造物の一部として受け入れます。

そしてもういっぽうで、その人が創り出した苦しみの状況に対する責任は、その人に委ねます。

この二つのことが同時に起こっていくのを許容します。

それが「適切な責任」です。