Programmerは情報処理の達人です。
Programmerが身につけている情報処理の技術に「ユビキタス・キャプチャー」と呼ばれる習慣があります。。
ユビキタスは偏在、つまりあらゆる場所と時間を意味し、キャプチャーはその通り、捕まえるという意味です。
WebやTVを見ているとき、朝ベッドで目覚めたとき、散歩をしているとき、とにかくありとあらゆるタイミングでピンと来たら、とりあえず情報を捕まえて(キャプチャーしておく)という習慣です。
今は、スマートフォンやICレコーダーでボイスメモができたりします。
アナログの時代にインスピレーションを大事にする人は、枕元に、ペンとメモ帳で「ユビキタス・キャプチャー」をおこなっていました。
私だったら、こんな洒落た名前にはならず、「いますぐメモ」とでもNaming(ネーミング)してしまいます。
やっていることは同じでも、カッコイイ名前の方が、やること自体にワクワクします。
情報をキャプチャーするということは、同時に気に留めていることを、「忘れる」ということでもあります。
人は忘れることで、より多くのことを覚えたり、意識を他のことに向けることができます。
「ユビキタス・キャプチャー」を行い、頭の中のメモリー(短期記憶)を軽くしておくことが頭を明晰に保つコツです。