一つ目は、まわりの「過去の人間関係」が、最初から、あなたのぶきっちょさの認識がない現実が出現します。
まわりの人びとは、あなたはもともと優雅さだけを持っていた人間だという記憶しかありません。
そして同様にあなたも、もともと自分がぶきっちょだったという記憶が、あなたの中から消え去ります。
“何も覚えていない自分”の出現です。
二つ目は、あなたのぶきっちょさは覚えているけれども、時間の流れの中で「変わってしまったわね!」と現在の社会常識の中で認められる現実です。
この二つ目が、もっとも現在の社会常識と整合性があり、つじつまが合います。
さらに三つ目は、あなたの過去や現在をなおもぶきっちょな人間だとみようとする人たちが、どういうわけかあなたのまわりから消えるのです。
あなたはすでにつくっていない現実を強化するような人たちが、あなたのまわりに寄ってこなくなるのです。
あなたも彼らを忘れます。
そして、新しくなったあなたは、まったく新しい記憶を持つようになります。
これは文字どおり、そうなるということです。
新しい記憶だけを持った自分になれるのです。
そうなると、あなたのまったく知らない人がやってきて、あなたを知っています。
あなたは○○の“優雅なダンサー”ですよね?と、その人の記憶に基づくつながりを持とうとします。
これが、あなたの「まったく新しい過去」が創られた現実です。