超常現象研究家のフィオナ・ブルーム氏が紹介している“マンデラ効果”と呼ばれるものがあります。
これは、人種差別政策・アパルトヘイトの撤廃に尽力した20世紀の世界的なトップリーダーの一人であるネルソン・マンデラ氏が、1980年代に獄中で亡くなっていたものと思い込んでいた人々がけっこういたという話です。(実際の私たちの現実では1999年に大統領を辞職して政界から引退)
そして、2013年にマンデラ氏の訃報のニュースが流れたときは、決して少なくない人々の頭の中に“おかしな記憶違い”が浮かんだという話です。
ブルーム氏に言わせれば、これは単なる思い違いなどではなく、一部の人々は確かに1980年代にマンデラ氏の訃報に触れていたのだと言います。
別のパラレルワールドではマンデラ氏は1980年代に亡くなっており、その世界を垣間見た時の記憶が、一部の人々に残っているのだと指摘しています。
この記憶違いのことを“マンデラ効果”と呼んでいます。