新刊“しあわせ”の辿り方「Message1と2」を出版しました 

わらしべ長者

日本の昔話に“わらしべ長者”という“しあわせは数珠つなぎ”と類似した話があります。

 

(あらすじ)

むかしむかし、何をやっても上手くいかない貧しい男が運を授けて欲しいと観音さまに願掛けをします。

すると観音さまが現れ、お堂を出た時に初めて手にした物を大切にして西へ行くようにと言われます。

男はお堂を出たとたん転んで一本の藁を手にします。

それを持って西へ歩いていくとアブが飛んできたので、藁でしばって歩き続けました。

泣きじゃくる赤ん坊がいたので、藁につけたアブをあげます。

すると母親がお礼にと蜜柑をあくれました。

木の下で休んで蜜柑を食べようとすると、お金持ちのお嬢様が水を欲しがって苦しんでいました。

そこで蜜柑を渡すと、代わりに上等な絹の反物をくれました。

男は上機嫌に歩いていると、倒れた馬と荷物を取り替えようと言われ、死にかけの馬を強引に引き取らされてしまいます。

やさしい男は懸命に馬を介抱し、その甲斐あって馬は元気になります。

馬を連れて城下町まで行くと、馬を気に入った長者が千両で買うと言います。

余りの金額に驚いて失神した男を、長者の娘が介抱します。

その娘は以前、蜜柑をあげた娘でした。

長者は男に娘を嫁に貰ってくれと言い、男は藁一本から近在近郷に知らぬ者のない大長者になりました。

 

 

わらしべ長者の話しを知っている人なら、だれもがサクセスストーリーの原理を理解できるはずです。

 

わらしべ長者 (スピリチュアルVersion)

豊かさと逆の境遇の状態である、貧しい人生の始まりを選択した男が自らのHigher self(高次の自己)に“変化をもたらしてほしい”と願います。

するとHigher selfからインスピレーションがもたらされ、明確な指示を受けとります。

男はSynchronicityの作用で転び、一本の藁を手にします。

泣きじゃくる赤ん坊に「無償の愛」を与えると、別の形にエネルギー変換されたモノ(お礼という感謝の形)を受けとります。

合理的な計算マインドを働かせることなく、木の下でリラックスしていると、この男にとっての“しあわせ”がつながり始めます。

ここで男はHigher selfの指示に「確信」を持ちます。

しかし、強引な望まないな状況からの“試し”を受け、信念を試されます。

やさしい(やさしさという進化した性質を持つ)男は、不満をいだくこともなく、「今」できることに集中します。

ここで、第2ステージの“しあわせの波”に遭遇します。

その娘から「あなたの与えるモノが、あなたが受けとるモノ」の法則が顕現します。

これまでにHigher selfと“共同創造”した人生が現実化しました。