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2つ以上の「理解」

2つ以上の「理解」

秘教の知識による「理解」の定義は、人体の主要中枢器官における2つ以上の中枢器官で認識できたものを「理解」と呼びます。

人間は知性・感情・運動の三つの主要中枢器官が独自の認識機能もっており、それぞれで「理解」することができます。

通常、私たちの文字を追う程度の読書では、知性だけで「理解」を進めています。

2つ以上の「理解」とは、知性+感情+α…・知性+運動+α…・感情+運動+α…。

+α…は三つの主要中枢器官以上にも、中枢器官が存在することを意味しています。

ただ、2つ以上の「理解」(主要中枢器官)としているのは、一般的に知性・感情・運動などの単一中枢器官だけで、私たちは「理解」したと思っています。

2つ以上の「理解」を意識して行なうことで、私たちの「理解レベル」が進化していきます。

(例文)

「 知性+感情」 感情的に怒っている人を、知性で論理的に諭すことは問題の解決につながりません。

感情的に理解してやることが、問題解決のポイントになります。

「運動+知性」 野球で実際にホームランを打つには理論(知性)だけでは打てません。

体の理解(運動・技術)を伴う必要があります。

「運動+感情」 俳優などの“演技”。感情のこもらない演技は、人間の行動を何も理解していないに等しいことです。

歌うことや演奏すること、芸術も感情を伴わなければ、「理解」を伴わないレベルの作品となります。