言葉の混乱の環
秘教の教えによると、人類には「内側の環」と「外側の環」があり、歴史や文明に知られている人類は、外側の環だけを形成しています。
既知、未知の人類も含め、人類全体がいくつかの同心円のグループから成立しています。
私たちがいる外側の環は「言葉の混乱の環」と呼ばれています。
社会意識のほとんどの人々が「言葉の混乱の環」の中で生きています。
それはこの環の中に生きる人々がみな違った言葉(外国語のことではなく、個人的な思い込み・解釈の意味)を話し、理解し合わないためです。
人々はつねに「言葉・単語・概念」の中で識別ができずに“混乱”を起こしていて、事実の認識ができません。