抽象度が低いと、一つのラベル(名称)に執着・固執した状態となります。
抽象度の低い人の視点は常に自分です。
自己中心的であり、小自我そのものです。
自分の視点からでしか、物事を判断できません。
よく、抽象的すぎてと言う話しを聞きます。
「抽象的」の対義語は「具体的」ですが、抽象度が低い人は「具体的」なことしかわかりません。
具体的なことから、抽象的なイメージの拡がりまで、イメージを拡げることができません。
抽象度が低い人は「点」(具体的)でしか物事を捉えることができません。
一を聞いて、一以下のことしかわからないのです。
子供じみている
子供じみているという言葉が示していることは、抽象度の低い状態を示しています。
人生経験の少ない子供は、経験値をもとにして視点が固定されています。
そのため、知覚範囲が非常に限定されます。
このような状態の大人もたくさんいます。
人生経験が少ないと、視点も低く、抽象度が低いといえるのです。