このBlogを執筆していて、ふと感じることがありました。
Googleの理念の「Don’t be evil.(邪悪になるな)」の部分です。
なぜ、世界最大のインターネット企業がこの理念なのでしょうか?
作られた方の真意がわからないので、私の勝手な解釈になります。
“螺旋”を描きながら、下降する
「進化する人生は“螺旋”を描きながら、上昇します」が、「進化しない人生は “螺旋”を描きながら、下降する」こともあり得ると思います。
人生を螺旋階段だとしたら、上がるステップのポイントが、“狡いことができる場面・チャンス”に相当します。
いろんな人の人生訓でも語られています。
自分一人しかいない、だれも見ていないような場面に遭遇したとします。
そこでは、狡いことをした方が得するような考えが、頭に浮かびます。
いわゆる“誘惑”です。
そこで自分の中にある“良心”と呼ばれるものと相談します。
“良心の声”がちゃんと届いて、踏みとどまれば、狡い行いはやりません。
しかし、届いたにもかかわらず、狡いことをやれば、そこが“運の尽き”で「“螺旋”を描きながら、下降する」階段を下り始めます。
これは天罰ではありません。
上昇していく流れに乗るか、下降していく流れに乗るかの選択の問題だと思います。
世界最大の情報収集(知識・データ)企業は、やる気になればいくらでも、邪悪なことができます。
ただ何らかの形で、彼らが、この「正しく生きる原理」を理解しているのではと思います。