新刊“しあわせ”の辿り方「Message1と2」を出版しました 

「運という言葉」について

運と勝負事

私はトレーダーとして生計を立てていた時期があり、“勝負事”については徹底的に研究しました。

特に、確率論やプロのギャンブラーが用いる思考法を研究しました。

そこで気づいたことは、利益を得るための必須条件に“運”と呼ばれるものが介在することです。

 

勝負師としての運

人間の書いている様々な、運についての本もたくさん研究しました。

それは“人間の考え”の延長線上でしか語られていないのは、仕方がありませせん。

それでも、運との関わり方について人生の参考になるので、人間の書物から発見した「勝負師としての運」を紹介しておきます。

 

上昇運のときは、積極的に行動に出る。

上昇運のときは、自ら変化を求めようとしない。

下降運のときは、油断や小さなミスにも注意する。

下降運のときは、物事を嘗めてかかるような傲慢さに気をつけて、粘り強く対処する。

下降運のときは、大きな勝ちという誘惑を無視し、小さな勝ちを積み上げる。

上昇運のときは、「勝てる」流れをまっさらな気持ちで信じる。

下降運のときは、流れのベースが「負ける」なので、その場を立ち去れないような状況であれば、負けないような状態を粘り強く維持する。

自分の運が落ちていると感じるときは、運のいい人に乗る。

上昇運の真っ只中にいる人とは勝負をしない。

運の落ちている人の“真逆”の行動(逆張り)をとる。

自慢話しをして、運を口から逃がさない。