私の「チャネリング人生マニュアル」は、「オートマティック・アート」や「オートマティック・メッセージ」に近いものがあります。
Automatismとも呼ばれます。
Automatismを進めていくと、まず文章の主語「私」がなくなり、次に過去形がなくなり現在形が多くなります。
動詞は原形になり、名詞のように扱われるようになります。
最終的には、名詞と動詞の原型と形容詞だけの世界となり、言葉の前後のつながりが消失し、それはまるでオブジェの陳列の世界になってゆきます。
私の「チャネリング人生マニュアル」の書き方は、書く内容をまったく考えずに、ただ思いついたことを次々に書いてゆくのが基本となっています。
徐々にスピードを上げて書けば書くほど、理性的な介入がなくなり、Automatismの効果は高まります。
そのため、こんなことを書いたら“おかしいのでは?”などという考えを、まったく気せずに執筆しています。
私はヘンテコなことをたくさん書きます。
そして決して、この「チャネリング人生マニュアル」を学術論文のような格好をつけた文章にしないことに注意しています。
そのことで、私にチャネリングメッセージを与えてくれるイタズラ好きの“非物質的なお友だち”が、この本に参加しているような気がします。
彼らはとてもユーモアに溢れ、楽しいイタズラや遊びが大好きです。
そのため、ヘンテコで楽しいということは、私にとっては重要な条件のような気がしています。
後で、人間的なマインドを使って、文章の主語「私」を挿入したり、編集をするものの、つじつまがあまり合いません。
もしも、私が狭い人間的な考えで「チャネリング人生マニュアル」を執筆したら、だれも惹きつけないような気がします。
私自身が執筆していて悩むところですが、文章校正・筋道のしっかりした本にすると、やはり人間の作った本にどんどん近づいていきます。
今回挑戦した「過去を変える」概念は、私たちの現在社会では、今のところ、とんでもないテーマの一つです。
そのため、辛辣なレビュアーさん、論理的な“ツッコミ無し”でよろしくお願いします。