自然界には“善悪の概念”が存在しません。
自然にとって正義感というものは存在しません。
「創造主としての神は道徳上の信念を持たない」でしたね。
“罪悪感”に対する報復は、つねに何らかの形の罰を発生させます。
人間の社会常識では、神はろくでなしを罰するはずですし、正義は常に勝利しなければなりません。
逆に、生来の“罪悪感”を持つ、弱くて真面目な人々には、常にありとあらゆる新たな災難・災厄が襲いかかるのに対し、良心のかけらもない恥知らずな悪党たちは、しばしば罰せられずに済むばかりか、成功までも手に入れることがあります。