新刊“しあわせ”の辿り方「Message1と2」を出版しました 

“惨めさ”を先に延ばす


実際には、人々は役に立たないものごとに限って完結させていて、役に立つことは先に伸ばしています。

もし“怒りや八つ当たり”を明日に延期できるとすれば、それは良いことです。

ところが、人々は“怒りや八つ当たり”を明日に延ばしたりはしません。

“怒り”るのは、いまのいま怒ります。

“愛”は明日に延ばします。

欲張りはいま出します。

愛する人へのプレゼントは記念日まで持ち越します。

あらゆるくだらないことを、いまのいまやり、明日を待ちません。

そして、あらゆる“しあわせ”なことを、あなたはいつか、ほかの日に持ち越し続けています。

“惨めさ”を先に延ばさず、“しあわせ”をいつも先に延ばします。