実際には、人々は役に立たないものごとに限って完結させていて、役に立つことは先に伸ばしています。
もし“怒りや八つ当たり”を明日に延期できるとすれば、それは良いことです。
ところが、人々は“怒りや八つ当たり”を明日に延ばしたりはしません。
“怒り”るのは、いまのいま怒ります。
“愛”は明日に延ばします。
欲張りはいま出します。
愛する人へのプレゼントは記念日まで持ち越します。
あらゆるくだらないことを、いまのいまやり、明日を待ちません。
そして、あらゆる“しあわせ”なことを、あなたはいつか、ほかの日に持ち越し続けています。
“惨めさ”を先に延ばさず、“しあわせ”をいつも先に延ばします。