新刊“しあわせ”の辿り方「Message1と2」を出版しました 

近視眼的観方を回避する

上記の教えと相反するような概念ですが、頭を整理して自分の中で両立させましょう。

“近視眼的観方”がもたらすデメリットは、自分の人生の長期的なメリットを享受できないということです。

2017年ノーベル経済学賞を受賞した リチャード・セイラー(行動経済学のシカゴ大学教授)は、「人は近視眼的観方による損失回避のため、大きな利益が見込める長期的な銘柄への投資をすることができない」と言います。

これはデイトレーダーだった私にも当てはまります。

そして、人生という観点にも、当てはまる言葉です。

「人は近視眼的観方(日々の糧を得る生活)だけで生きるため、大きな利益が見込める長期的な銘柄(自分の人生)への投資をすることができない」となります。

そして、こうも付け加えています。

「投資家は間違い(暴落)を犯す。そして我々はそれを待っている」という言葉です。

これを私なりの新しい解釈で生まれ変わらせるならば、自分の人生が暴落したとき、一番に自分が買い支えるチャンスだということそのときが、“自分を愛するチャンス”なのです。