「初心者」と「達人」の違いは、ルールと直感だけではありません。
① よりどころとする対象がルールから直感に移行します。
② 認識が変化し、問題を一様な関連性を有する小部分の集合として認識するのではなく、ひとつの完全かつ無類の統一体として認識し、特定の小部分(ポイント・本質)にのみ力点を置くようになります。
③ 問題から遊離して存在する観察者から、システム自身の一部としてそれに関与する存在へと変化します。
つまり、スピリチュアル的に言うと、“神として対象に同化する”となります。
これが「初心者」から「達人」への行程です。
状況から切り離された絶対的なルールから徐々に距離を置きはじめ、直感に重きを置く方向へと向かいます。
最終的には、自らがシステム自体の一部分として同化します。
これが“神として対象(一部)に同化する”こと、または“神として全体に同化する”という特性になります。