新刊“しあわせ”の辿り方「Message1と2」を出版しました 

今生での慈悲心

アルハトとは対照的に、ボーディサットヴァは“光の船頭”にこう告げます。

「待ってください。私の旅立ちをそんなにそのことはありません。たしかに私はこの人生に充分な長くとどまりました。自らの人生の惨めさや苦しみや、苦悩や苦悶の中に。でも、今やそれらはすべて消え去っています。私は絶対的な至福と静寂とやすらぎの中にいます。それに向こう“彼岸”にこれ以上の何かがあるようには思えません。ですから私はできる限り長くここにとどまって、人々の手助けをしたいのです」