「消去法」という言葉だけをとらえていくと、何かを消していくことにイメージがいきます。
しかし、私の中で「消去法」というのは、「何を残すか?」のための「消去法」です。
ここで「何を残すか」の概念が重要になります。
いっとき流行ったお片付けの近藤 麻理恵さん 通称“こんまりさん”のメソッドとAnalogy(類比)させた喩えで表現してみます。
彼女は、家の物で“ときめかない物”を処分していくと、“ときめく物”が残ると言います。
これを私がチャネリングメッセージ風にアレンジすると、次のようになります。
「望まない波動の物を処分していくと、望む波動の物だけに囲まれた生活ができるようになる」と言います。
さらに、「精神面でもネガティブな考え方をしなければ、ポジティブな考えだけが残る」ことになります。
低次のEnergyを閉じれば、高次のEnergyが開くと言います。
Entityからのチャネリングメッセージです。
「恐れや不安が消えると、“しあわせ”だけが残る」です。
「消去法」で重要なことは、消していくもの・捨てていくものではなくて、残すものです。
消去法の人生への応用は、何を捨てるかではなく、「何を残すか?」という考え方です。
彫刻も「消去法」です
芸術家の彫刻も一つの「消去法」です。
この原理はあらゆるところに見て取れます。
人間の胎児の発生も、尻尾や水かきが人間に形になるにしたがって消えていきます。
よって、この自然の原理を応用するとすれば、まずすべてを揃えて、それから不要な部分を「消去・捨てていく」ことが効率の良いことになります。